
仮想通貨で大きな利益が出た人が節税のためにマイニング機材を購入し、経費として計上する事例が多くあります。
弊社コインタックスでは大手マイニング会社の「ビットマイニング株式会社」と業務提携をしており、税務相談に来られたお客様のニーズに応じて、おすすめのマイニング案件を案内しています。
ひとことでマイニングと言っても色々な種類がありますが、今回紹介するのは「File Coin(ファイルコイン)」と呼ばれる仮想通貨のマイニング案件です。
※240T以上ご購入いただく予定の方は別途お得なプランもございますので、ご興味ある方はご連絡ください。
ファイルコインはhttpに替わるIPFSという分散型インターネットプロトコル関連のプロジェクトで、2017年ICOでは名だたる有力VCから約280億円もの資金を調達した大型案件です。
2020年8月下旬〜9月頃にいよいよメインネットが公開され、新たにマイニングが始まる段階となりました。
まだまだ不確かな部分も多いのでややリスクはありますが、中国のマイナーがこぞって参入するなど過熱的な盛り上がりを見せており、十分な利益を見込める案件かと思います。
ご興味ありましたらLINE@からお気軽にご連絡くださいませ。合わせて税務相談もお受けします。
この記事ではファイルコインとは何なのか、ファイルコインのマイニングとはどういうものなのか紹介していきます。
見出し
File Coin(ファイルコイン)とは
ファイルコインはhttpに替わる次世代のインターネットプロトコル「IPFS」関係のプロジェクトです。
まずはhttpの問題点と、それを解決するためのIPFSの仕組み、ファイルコインの役割などを解説していきます。
httpの問題点
従来型のインターネットプロトコルhttpの方式では、情報はある特定のサーバーに保管されており、サーバーの住所(URL)を指定することで情報にアクセスすることができます。
情報が場所(ロケーション)と紐づけられているので、httpはロケーション志向型プロトコルとも呼ばれています。
長くインターネットプロトコルとして使われてきた歴史はありますが、httpには以下のような問題があります。
- アクセスが集中するなどして、サーバーがダウンしないように常に管理する必要がある
- サーバ管理者が自由に情報にアクセスできるので悪用もできてしまう(情報流出や情報改竄など)
サーバダウンでWebページにアクセスできなくなるというは経験した人も多くいると思います。
また、最近ではFacebookが個人データを米大統領選挙に不正利用していたことが大きな問題となったのも記憶に新しいです。
このようなhttpのサーバ管理コスト・情報管理の中央集権化問題を解決する方式としてIPFSが誕生しました。
httpの問題点を解決するIPFSとは
IPFS(InterPlanetary File System)はアメリカ企業であるProtocol Labsが開発している分散管理ファイルシステムです。
httpとの違いを簡単に説明すると、IPFSでは一つのサーバでデータを管理するのではなく、複数のサーバに分散して管理されます。
IPFSにおける情報の取り扱いは、情報の場所を指定するのではなく、情報そのものを指定してアクセスすることになります。IPFSにおける情報は複数のサーバに保管されていて、利用者から一番近い場所にあるサーバーから情報を閲覧するようになっています。
概念としては「どこ」ではなく、「どれ」で情報にアクセスすることになり、IPFSはコンテンツ志向型プロトコルとも呼ばれます。
IPFSを使えば、以下のようにhttpの課題を根本的に解決ができます。
- あるサーバーがダウンしても、他のサーバーに保管された同じデータにアクセスすることができる
- 利用者からより近いコンテンツにアクセスするので、サーバー集中自体が起きにくい
- データの管理権限が一極集中しないので、保管側の裁量でデータへのアクセスを制限されることがない
- ハッシュ関数を用いてデータを暗号化するので、改善は不可能に近い
特に最近のIot、AI、5Gなどの発達でデータ量はどんどん増大する中で、データの取り扱い方法には解決策が求められています。
IPFSはその解決策として注目を集めており、実験段階にも関わらずサービス利用がすでに始まっています。以下はIPFS関連のプロジェクトのカオスマップです。
ブロックチェーンプロジェクトはもちろん、動画配信大手のNETFLIXもIPFSの可能性を見出し技術提携しているなど、既存のWebサービス会社からも注目されているのです。
Filecoin(ファイルコイン)とは
以上のようにhttpに比べて様々な利点があるIPFSですが、1つ問題が残っています。
IPFSネットワークにおいては、管理者や運営母体といったものが存在しないので、データを保持する動機となるインセンティブを支払う存在がいないという問題です。
そこで、IPFSネットワークのエコシステムを実現するために生み出されたのがFilecoin(ファイルコイン)です。
ファイルコインの開発者はIPFSと同じProtocol Labsですので、IPFS公式の仮想通貨といったイメージで間違いないです。
Filecoinエコシステムについて
ファイルコインのエコシステムについて簡単に説明します。
登場人物は以下の5人です。
- アプリケーションを利用してデータを保存および取得するユーザー(トークンを支払う)
- アプリケーションを開発するエンジニア(トークンを受け取る)
- ユーザーが必要なファイルを探し出す、検索サービス提供者(トークンを受け取る)
- ファイルを保存し、Filecoinブロックチェーンの保守と更新を支援するストレージマイナー(トークンを受け取る)
- ファイルコイントークン実用者(トークンの流動性を高める)
ストレージマイナーがどのようにしてトークンを受け取るのかについては後ほど解説します。
2017年、ICOで約280億円を調達
ファイルコインは2017年において最大のICOの一つとなりました。
ICOには条件を満たした適格投資家しか参加できず、総額2.6億ドル(=約280億円)の販売実績があります。
参加投資家にはSEQUOIA Capitalを始め、Y Combinator、WINKLE VOSS Capital、Andreessen Holowitz Capitalなど米大手VCがずらりと並んでいます。
超有名どころなので説明も不要かもしれませんが、念のため少しだけ紹介しておきます。
SEQUOIA Capitalは世界最大のベンチャーキャピタルで、資産運用額は1兆5,000億ドルと言われるほど巨大な投資機関です。
WINKLE VOSS Capitalは、アメリカの取引所GEMINIを創設し、ビットコイン長者としても知られるウィンクルボス兄弟によるベンチャーキャピタルです。facebookのザッカーバーグCEOとの訴訟で勝ち取った賠償金をビットコインに投資したらしいです(笑)
Y Combinator、Andreessen Holowitz Capitalも超有名な投資機関であり、ファイルコインの将来性がどれだけ有望視されているかがわかります。
Coinbase、Geminiに上場予定
世界でもっとも権威ある仮想通貨取引所の一つであるCoinbaseが、ファイルコインのカストディ取り扱いに対応すると発表しており、上場予定銘柄のリストにも入っています。
- 参考:Coinbase | Coinbase Custody to support Celo Gold (cGLD), Filecoin (FIL), Keep Network (KEEP), NEAR Protocol (NEAR) & Polkadot (DOT)
- 参考:Coinbase | Coinbase continues to explore support for new digital assets
Coinbaseへの上場は、仮想通貨プロジェクトにとっては一種のステータスになっており、いきなりCoinbaseに上場するというのはしっかりしたプロジェクトである裏付けと言ってもいいでしょう。
また、先ほども紹介した取引所Geminiでもカストディ、取引について発表しています。
これらはいずれも取引所の公式のアナウンスですので、ほぼ上場は確定と言ってよいかと思います。
大手マイニングファームもファイルコインマイニングへ参入
ファイルコインのマイニング事業には大手マイニングファームからの参入が相次いでいます。
以下はCoindeskに掲載されたファイルコインに関する記事の日本語訳です。
中国に拠点を置く1つのマイニングプールである6blockは、複数のFilecoinマイニングプールが自己採掘および投資家への販売のために少なくとも数億元(1500万ドル以上)相当のハードウェアおよびソフトウェアを蓄積しているとCoinDeskに語った。
RRMineのような中国のいくつかの大規模なビットコインマイニングファームも、Filecoinマイニングの準備のためにハードウェアを購入し、これらのハードウェアに基づくクラウドコンピューティング契約を販売し始めました。同社は、6月に開始された4つの販売フェーズのうちの2つにおいて、数分で1500万ドル以上の契約を完売したと語った。
BKEXやZBなどの一部の中国の暗号取引所でさえ、Filecoinマイナーメーカーと提携し、そのWebサイトで、USDTで100万ドルを超えるFilecoinクラウドマイニング契約が先月数分以内に完売したと主張しました。
引用元:coindesk | Inside the Craze for Filecoin Crypto Mining in China
このように大手マイニングファームも注目する案件であることは特筆すべき点でしょう。
ファイルコインのマイニングとは
次にファイルコインのマイニングについて解説していきます。
ファイルコインのネットワークにストレージ(空きハーディスクなど)を提供する人をストレージマイナーと呼びます。
簡単に説明すると、個人または法人が「IPFSのプラットフォームに空きストレージを提供」し、「IPFSの規則に沿ってデータを管理」することで、ファイルコインが報酬として得られる仕組みになっています。
ファイルコインマイニングの概要・仕組み
もう少し詳しく、ストレージマイニングの説明をします。
専門的な説明は難解すぎるので極力省くと、ストレージマイナーの役割は以下の通りです。
- データの保存:ユーザーが保存したいデータをファイルコインネットワークの決められた場所に格納する
- レプリケーション証明(PoRep):データをシーリング(封印)し、ブロックチェーンに送信する
- 時空の証明(PoSt):保存すると約束したデータが、まだ保存されていることを継続的に証明する
つまりストレージマイナーの役割は、ユーザーのデータをブロックチェーンに保管し、ブロックチェーンに保管したデータにいつでもアクセスすることができるようにするということです。
ストレージマイナーがファイルコインを獲得するタイミング
ストレージマイナーは、以下の3つの方法でファイルコインを獲得することができます。
- データの長期保存:データを長期保存することで、ユーザーから手数料としてファイルコインを受け取る。
- ブロック報酬:ブロックチェーンの維持・更新への貢献と引き換えに、ファイルコインプロトコルからストレージマイナーに支払われる報酬
- トランザクション料金:ユーザーはマイナーに手数料を支払うことで、優先的に作業をしてもらうことができる
ブロック報酬以外にも、データ保存や手数料を受け取ること機会があります。
ファイルコインマイニングには一般ユーザーも参加可能
ファイルコインのマイニングには、一般ユーザーも参加することができます。
マイニング会社に運営を任せるのが一般的
一般ユーザーでも参加できるとは言いましたが、自分でストレージを購入して、自分でファイルコインのネットワークに参加してマイニングするのはおすすめしません。
ファイルコインのマイニング報酬は、提供したデータ容量ではなく、ブロックチェーンに保存したデータの量に応じて支払われるので、適切なPC環境を整えないとほとんど報酬を得られないという事態になりかねないからです。
例えばレプリケーション証明(PoRep)では、データをシーリング(封印)するというプロセスが必要だと説明しました。
マイニング会社では高性能CPUを採用し、マシン構成を最適化することで、このシーリングプロセスを効率よく行える環境を整えています。
シーリング効率を高めればブロックチェーンに保管されるデータ量が増えるので、ストレージあたりのマイニング報酬も増えることになります。
他にもマシンを維持管理するための設備も充実しており、マイニング会社に委託すればいつでも最高の環境でマイニングに参加することができるのです。
ファイルコインのマイニングをするなら、マイニング会社に委託する方が間違いなく賢い選択です。
マイニング会社選びは慎重にする必要あり
ただしマイニング会社ならどこでもいいというわけではありません。むしろマイニング会社選びは慎重に行うべきです。
ファイルコインのマイナーは、ユーザーの大事なデータを維持するという役割を担いますので、ユーザビリティを確保するために常に一定以上のパフォーマンスが求められます。
ユーザビリティを保てないマイナーにはペナルティが用意されており、例えばサーバーマシンの稼働をシャットダウンするなどして、マイニング作業を急に止めると補償金を支払う義務が発生します。
マイニングマシンの管理が杜撰なマイニング会社を選んでしまったりすると、罰金が多くなって全然報酬を得られないという悲惨な状況になる可能性があるのです。
安定したマイニング環境と設備、そしてその背後にある運営元、つまりカンパニーリスクを最重視するべきだということです。
スキャム(詐欺案件)も紛れ込んでいる
ファイルコインマイニングにおいて、カンパニーリスク云々以前に、以下のような会社があったら注意してください。
- 確実に儲かると謳っている
- 利益の根拠がはっきりしない
- リスクが全く書かれていない
こういった耳障りの良い宣伝文句で買い煽りをしている業者は、スキャムである可能性が高いです。
ファイルコインマイニングのみならず仮想通貨の案件にはスキャムが少なからず存在します。
弊社コインタックスでは、マイニング案件について一つ一つ真摯に向き合い、直接話を伺ったり工場を見学したりして本当におすすめできる案件か精査しています。
もちろんリスクが完全になくなるわけではありませんが、きちんと精査した上で問題ないと判断したファイルコインマイニング案件を紹介します。
RRMineとは
RRMineはファイルコインマイニングのパッケージ商品で、ユーザーはストレージを1TB単位で購入(レンタル)することでマイニングに参加することができるようになっています。
RRMine運営元はビットマイニング株式会社
RRMineを運営しているのはビットマイニング株式会社です。
このビットマイニング社は日本・上海・成都に事業所をおく会社で、以下のように中国を中心に、アメリカやロシアなど複数の地域にデータセンターを構えています。
データセンター数は世界22拠点、年間売上高200億円、ユーザー数は7万人におよびます。技術蓄積は6年と書かれていいますが、マイニング事業だけでも3年以上の実績があります。
さらにビットマイニング社は日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)の準会員でもあり、信頼できる運営元であることがわかるかと思います。
RRMineの優位性
他社と比較したときのRRMineの優位性について説明します。
事業規模が大きい
先ほども書いたように、ファイルコインマイニングにおいては安定的なマイニング作業の提供が求められるので、事業規模の大きさは非常に重要です。
RRMineは、ファイルコインのマイニング事業だけでも販売開始から数分で15億円を売り切っており、事業規模としては投資に値する十分な規模となっています。
DELL社製のハイスペックマシン
RRMineで使用されるマイニング用のマシンは、世界的なコンピューター会社であるDELL社の製品です。
高性能であるだけでなく、DELLの製造ラインを利用することでマシンの安定した供給もできます。
企業パートナーが強力
DELL社だけではなく、電子科技大学やSugonといったIT技術で権威ある大学・企業とも連携しているのも特徴の一つです。
こういった提携先の知見も生かして、下の図の様にマシンとストレージの構成を組むことで、コストパフォーマンスに優れたマイニングを実現可能にしています。
独自マイニングプールも運用
また、RRMineはアテナプールという独自のマイニングプールを開発しています。
マイニングプールは複数のマイナーで協力してマイニングを行う仕組みのことで、個人マイナーもプールに参加することで大規模マシンのパフォーマンスを利用することができます。
RRMineが独自プールを持っていることのメリットとして、余計な仲介コストが抑えられるという点が大きいです。
マイニングランキング1位獲得(Calibration環境)
ファイルコインのマイニング状況は以下の「FILFOX」というマイニングランキングや統計データを見える化しているサイトで確認することができます。
- 参考:FILFOX
RRMineのパフォーマンスは非常に高く、ファイルコインのCalibration環境(=準本番環境)ではランキング1位を獲得しています。
テストネットとメインネットでは環境が同じではないので、今後どうなるかははっきりしませんが、現時点では世界中のマイナーの中でもトップレベルの性能を持っていると言えるでしょう。
参加費用が安い
RRMineの他にもファイルコインのマイニングを提供している会社はありますが、それらに比べてRRMineは圧倒的に安いです。
- 他社の例:1TBあたり5〜6万円
- RRMine:1TBあたり3.3万円
先ほども書きましたが、RRMineはマイニングプール自体を運営しており、かつデータセンターも各地に持っていることから、余計な仲介手数料がかかりません。
結果的に、パフォーマンスの良い環境を低コストで提供できるという強烈なメリットを生み出しています。
なおストレージレンタルには以下のように2パターンがあります。
- 1TBレンタル720日間:33,500円
- 40TBレンタル1080日間:1,280,000円
40TBまとめて購入する場合は1080日間と、期間が1年間長くなっています。
レンタル期間が長いということは、当然報酬をもらえる期間も長くなりますので、より多くの報酬を狙うのであれば40TBがおすすめです。
ただし以下のようにリスクもありますので注意してください。
ファイルコインマイニングのリスク
ここまでファイルコインマイニングの優れた点を中心に説明してきましたが、ファイルコインのマイニングのリスクについても紹介しておきます。
マイニング収支がはっきりとはわからない
現時点では、実際にマイニングが始まっていない段階ですので、マイニング収支がはっきりとはわかりません。
ものすごく儲かるかもしれませんし、あまり儲からないかもしれません。もしかしたらマシン費用を回収できない可能性もなくはないです。
やや投機的な側面があるハイリスクハイリターンな案件だと思った方が良いでしょう。
ただ中国マイナーを中心に過熱的な盛り上がりを見せているという点や、プロジェクトの期待度が高いという点で、安定した利益を生み出す可能性も十分にあります。
ファイルコインが値下がりする可能性
ファイルコイン自体が値上がりしてしまった場合、マイニングマシンの維持費用に比べてマイニング報酬が著しく下がってしまい、利益がでなくなる可能性もあります。
ファイルコインの価格は、仮想通貨全体の市況にも左右されるというのも忘れてはいけない点です。
2020年8月の時点では仮想通貨市場はかなり良いと言っていいと思いますが、今後どうなるかは誰にもわかりませんので、仮想通貨市場低迷のリスクもしっかりと抑えて、無理のない金額で投資した方が無難かと思います。
ただファイルコインは名だたる投資機関が出資しているプロジェクトであり、仮想通貨の中での期待度は高めとは言えるでしょう。
競合マイニング会社の台頭の可能性
仮にファイルコインマイニングがかなり儲かったとすると、今度は儲かるとわかった新規のマイニング会社が参加してくる可能性があります。
マイニング参加者が増えれば報酬は減りますし、よりパフォーマンスの高い会社もでてくるかもしれません。
もちろんRRMineは現状でランク1位ですのでノウハウもありますし、パフォーマンスを向上させていく余裕もあることに間違いはありません。
あくまで現状ですが、ランク1位のRRMineにするのがもっともリスクが低いとは言えるのではないでしょうか。
ファイルコインマイニングの収支予測
2020年8月現在、まだ本番環境ではありませんのではっきりとした収支予測は誰にもわからない状況です。
ここではファイルコインマイニングの収支に関するデータとして、いくつか参考になりそうな数値を例として上げたいと思います。
ファイルコインの先物価格
現在ファイルコインは未上場ですが、中国の取引所ではファイルコイン先物がすでに上場しており、取引されています。
このファイルコイン先物は、6ヶ月後の価格の予測値となっているようで、価格はおよそ1FIL=20ドル前後を推移している状況です。
ファイルコインのICO価格
ファイルコインのICO価格は、早く購入した人から安く買える仕組みになっていたため、投資家によって取得価格が異なります。
一番安い価格で0.75ドル、一番高い価格では6ドル程度(最終的な調達額から概算)となっています。
先物価格は20ドルですので、ファイルコイン上場直後の始値が20ドルであれば、ICO参加者はかなりのキャピタルゲインを得ることができます。
ただし、ICOで購入したトークンは最短でも6ヶ月間はロックアップされるため、そこまで売り圧を気にする必要はありません。
ファイルコインの時価総額予測
ファイルコインのトークンサプライは、ICO時の資料にすると以下のようになります。
現在取引がされているファイルコイン先物は6ヶ月後の価格なので、6ヶ月後で考えてみます。
6ヶ月後のトークンサプライ予想は、上の図によればおよそ2.5億枚です。
よって6ヶ月後時点の時価総額は20ドル×2.5億枚=50億ドルとなります。
時価総額50億ドルは仮想通貨時価総額ランキングでいうと7位に相当します。
ファイルコインのポテンシャルを考えると妥当と言えなくもないですが、かなり高ランクに位置することになりますので、もう少し悲観的なシナリオをあげてみます。
ファイルコイン価格がICO価格の中間値である3ドルまで下がった場合を考えてみます。
時価総額は3ドル×2.5億枚=7.5億ドルとなります。
時価総額7.5億ドルは仮想通貨時価総額ランキングでいうと28位に相当します。
過小評価だと言われるかもしれませんが、メインネットが公開したばかりのプロジェクトと考えれば妥当と言えなくはないかと思います。
※あくまで参考値としてお考えください。
Calibration環境におけるマイニング効率
Filfoxというサイトに、現在のCalibration環境におけるマイニング状況が公開されています。
以下の図は、2020年8月18日時点でのファイルコインマイニング参加業者全体の状況です。
赤枠で囲んだ箇所は1日あたりマイニング効率で、この場合ストレージ1TBあたりファイルコインが4.33枚もらえるという意味です。
次に2020年8月19日の状況は以下の通り。赤枠のマイニング効率が前日に比べて下がっているのがわかります。
1ブロックあたりに報酬としてマイニングされるファイルコインの量は決まっているので、マイナーの数、マイニングに参加するストレージの数が増えれば、その分効率は落ちるということです。
なお、全体で3.89FIL/TiBであった時のRRMineのマイニング効率は以下のように「5.1FIL/TiB」を記録しています。
しかも8月18日は、RRMineのサーバメンテナンスタイミングもあり、一部のマシンは稼働を停止していました。それにも関わらず25%ほど効率よくマイニングができています。
RRMineのマシン構成がいかに優れているかわかります。
収支予測
先ほど紹介した通り、マイナーが増えれば増えるほどマイニング効率は落ちます。
仮に、メインネット開始時に現在の1/10まで効率が落ちたとすると、RRMineのイニング効率はおよそ0.5FIL/TiBとなります。
先ほどの悲観シナリオのファイルコイン価格1FIL=3ドルで計算すると、1日のマイニング報酬は1.5ドルです。
RRMineの管理維持費用として25%がかかりますので、手元に残るのは1.125ドルとなります。
1ヶ月で34ドルとなり、およそ7ヶ月後にはマシン代の25,000円は回収できる見込みです。
もしも先物価格の20ドルの水準をキープするなら、わずか1ヶ月で回収できてしまう(笑うしかないですね)のですが、さすがにそこまで儲かると今度はマイナーによる売り圧に繋がりかねません。
マイニング案件では1年〜2年スパンでマシン費用を回収するのが一般的なので、RRMineのファイルコインマイニングはかなり利益を出しやすい案件かと思います。
ファイルコインマイニングに参加するには
ということで、ファイルコインマイニングはリスクもありますが、利益を出せる可能性も十分にある案件かと思います。
以下のリンクからRRMineに参加することができ、価格は1TBあたり33,500円からとなっています。より多くの報酬を狙う場合は40TBの方を購入しても良いかと思います。
※240T以上ご購入いただく予定の方は別途お得なプランもございますので、ご興味ある方はご連絡ください。
マイナーが増えれば増えるほどマイニング効率は落ちていくので、どうせ参加するのなら早めにした方が良いです。
お気軽にコインタックスまで相談ください
RRMineが気になっているけど、ちょっと不安・・・という場合には、お気軽に弊社コインタックスまでご相談ください!
RRMineの他にもマイニング案件を取り扱っていますので、もう少しリスクが低い案件がいい等ご要望に応えられるかと思います。
もちろん全般的な税務相談でもOKです!
ご相談はLINE@からお気軽にご連絡くださいませ。